こんにちは!文系プログラマーのいおです!
今回はFlutterでWindowsデスクトップアプリを作るために必要な環境構築作業についての記事を書こうと思います。
はじめに
まずはじめに、FlutterでのWindowsデスクトップアプリ開発に必要な手順は以下3つとなります。
①Flutter SDKのセットアップ
②Android Studioのセットアップ
③Visual Studioで「C++によるデスクトップ開発」のインストール
ここで、①②については下記記事で解説していますので参考にしてみてください。
この記事では③手順について解説します。
Visual Studioで「C++によるデスクトップ開発」のインストール
1. Visual Studioの導入
まずは、Visual Studioを使えるようにする必要があります。
下記URLから「Visual Studio 2022 Community」をダウンロードしてください。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/
※Professional、Enterpriseでも問題ありません。
2. 「C++によるデスクトップ開発」のインストール
「C++によるデスクトップ開発」を選択し、インストールする。画面右のオプションは特に変更する必要はありません。
少々時間がかかりますので気長にお待ちください。
3. インストールの確認
コマンドプロンプトで「flutter doctor」コマンドを実行し、正常にインストールされていることを確認する。
下記画像のようにチェックマークが表示されていればOK!
4. 2.が必要な理由について
なぜ、Flutterを使用するのに「C++によるデスクトップ開発」が必要なの??と思った方もいると思います。
下記サイトに理由が書いてありました。
Desktop support for Flutter | Flutter
理由としては、FlutterがWindowsデスクトップアプリをビルドする際に、「C++によるデスクトップ開発」に含まれている「C++ツールチェーン」「WindowsSDKヘッダーファイル」が必要だから、ということらしいです。
まあ、そういうものなんだなくらいの認識で問題ないと思います。笑
サンプルアプリの起動
それでは、これでFlutterでWindowsデスクトップアプリを開発する環境が整ったと思いますので、さっそくサンプルアプリを起動してみましょう。
Android StudioでFlutterプロジェクトを作成
下記のように、「Windows」にチェックを入れてFlutterプロジェクトを作成する。
「Windows(Desktop)」を選択して実行
プロジェクトが作成されたら、下記のように「Windows(desktop)」を選択して実行!
これでアプリが起動されるはずです!
おわりに
今回はFlutterでWindowsデスクトップアプリを開発するための環境構築方法についてまとめてみました。あなたのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!